既卒就活のための超効率的な自己分析!4つの問いで簡単攻略

自己分析は4つの問いで終わらせよっ♪ 就活準備編

せっかく重い腰を上げて既卒就活を始めようと思ったのに、自己分析のやり方が分からなくて焦っている方はいませんか…?

ゆめみぃ
ゆめみぃ

自己分析って何を分析したら良いんだろう…(- -;)

るねたん
るねたん

とりあえず自分史を書くべき? 現役就活では挫折したから超不安…>_<

…と、やり方が分からなくて「面倒だけど、とりあえず自分史から始めてみるかぁ」という君、ちょっと待ったあああ!無目的な自己分析は時間を無駄遣いしてしまう恐れがあるんです!

特に現在ニート、フリーターの方は、できるだけ早く就職先を決めたいですよね。自分史なんて始めた暁には、結局中途半端な所で飽きて終わらせて、時間を無駄にしてしまった…、なんて就活あるあるを繰り返して欲しくありません。

そこでこの記事では、既卒就活で約3ヶ月内定を果たした元NNTあんT先輩の経験を元に考えた「超効率的な自己分析のやり方」を紹介します!この記事を読めば、4つの問いの答えを考えるだけで、必要な自己分析だけを簡単に攻略することができると思います。4つの問いそれぞれで「問いの目的」「考え方」「具体例」を分かりやすく説明していくので、早速攻略していきましょう。

■結論「自己分析は目的を理解することから始めよう」

時間を無駄にせず効率的に物事を進めるためには、目的を明確化して逆算し、必要なことだけを着実にクリアしていくのが一番です。そこで考えたいのが、「なぜ就活で内定を得るために自己分析が必要になるのか」ということ。ココを考えることで、自己分析で分析するべきことは自ずと絞られていくのです。

自己分析の目的は適切な企業選びと選考通過にアリ

一般的に就活で内定を得るためには、①企業への応募と②選考を通過(書類・面接など)する必要がありますよね。そしてこの2つをクリアするためには、それぞれ以下のポイントが必要になってきます。

  1. 企業への応募 →「どんな企業」の「どんな職種」にエントリーするか決め手が必要
  2. 選考を通過 → 企業に選ばれるための「志望動機」と「自己PR」が必要

応募企業を選ぶためには、企業選びの軸を決めておくと悩まずに進められますし、選考を通過するためには書類と面接で一貫性を持たせる必要があります。そのために必要なのが自己分析なのです。

つまりは自己分析を行うことで、①スムーズに応募企業をリスト化できる状態②難なく書類や面接問答を考えられる状態 になれていれば、目的達成となります。自己分析が完成した時点でこの2つの状態になることを目指しましょう。

自己分析は4つの問いを考えるだけでOK

ここまでくると、必要な自己分析は以下4つの問いに絞られます。

  1. どんな仕事がしたいか ← 志望職種
  2. なぜその仕事がしたいのか ← 志望動機
  3. どんな企業で働きたいか ← 企業選びの軸
  4. 仕事で活かせる強みは何か ← 自己PR

自己分析ではこの4つの問いを明確化することで、内定に必要な「①志望職種、②志望動機、③企業選びの軸、④自己PR」を作ることができます。目的、考え方、具体例を参考にしながら、1つずつしっかりと考えていきましょう。

自己分析の問①「どんな仕事がしたいか」

ゆめみぃ
ゆめみぃ

どんな仕事がしたいかって楽な仕事が良いけどそういうことじゃないよね…

るねたん
るねたん

あぁ!もうどういう考え方すれば私のやりたい仕事が導き出せるのか分からないよぉ!

実は「楽な仕事」という観点は別に間違ってもいません。自分にとって他の仕事に比べて楽だと思える仕事を選ぶのも良いと思います。ただ、ここでは時間にフォーカスを当てた考え方で志望職種を決める方法を説明していきますね。

目的:志望職種を決める

1つ目の問い「どんな仕事をしたいか」は志望職種を決める目的で考えます。これから既卒就活を始める既卒フリーター・ニートの方の中には、「大丈夫!志望職種は決めてる!」…という方もいるかと思います。でも、これから必要になる書類作成や面接対策でつまずかないためにも、今一度イメージを具体的に考えてみて欲しいです。

考え方:将来の夢を達成するために必要なことは何か?

皆さんは将来の夢ってありますか? 小さなことでも大きなことでもOKです。「これから早く就職先を探さなくてはいけないのに、なぜそんなこと考えなくてはならないの!」と思う人もいるかもしれませんが、大切なことなので考えて欲しいのです。

例えば、年間休日125日以上の完全週休二日制でフルタイムの正社員に就職が決まったとします。その場合、一般的には休日を除いた平日のうち、1日の1/3(8時間)を仕事に費やすことになります。場合によっては、残業時間が発生したり、休日出勤が発生したりする可能性もあるので、その場合は仕事に費やす時間はもっと多くなりますね。

突然ですが「1万時間の法則」って聞いたことありますか?プロになるには1万時間の練習量が必要になるという法則で、イギリスの元新聞記者・マルコム・グラッドウェル氏が広めたことによって知られるようになりました。(「効率的に正しく学べば1万時間も必要ない」という意見もありますが、ここでは置いておきます)1日当たり8時間(休日は除く)働くと考えた場合、1万時間はおよそ5年〜6年働くと達成できます。つまり、5年も働けばその道のプロになれるということです。

そこまでの時間を仕事に費やすのであれば、「将来の夢につながるスキル」を習得できそうな仕事に就くのが1番良いのではないでしょうか。中には「自分は休日さえもらえれば、あとは我慢する」という方もいるでしょうが、1日1/3の時間を君達の将来のためにならないことに費やすのは、あまりに人生が勿体ないと感じませんか…?

君が将来なりたい姿に近づくにはどんなことが必要でしょうか。まずはそこから考えてみましょう。

具体例:将来の夢→必要なこと→志望職種

因みにあんT先輩の場合は「小説家になりたい」という夢を元に、志望職種をライターに決めました。決めた流れは大体こんな感じですね。

将来の夢「小説家になりたい」→文章スキルをもっと上げたい
→そのためには、毎日書く仕事をすれば良さそう
→毎日書く仕事といえば…志望職種:ライター

「えっ、なんか適当じゃん」と思った方もいるでしょう。でも、将来の夢を基点にしていたおかげで、就職後にちょっとくらい辛いことがあっても「将来の夢のため!」と乗り切ることができました。「自分の将来の夢につながるスキルが得られる職種は何か」という視点で「どんな仕事がしたいか」を考えてみてくださいね。

自己分析の問②「なぜその仕事がしたいのか」

ゆめみぃ
ゆめみぃ

えっ、なんでだろう…。考えたことなかった

るねたん
るねたん

なぜその仕事が良いのかって、好きだからだよっ♪

「好きだから」という理由も悪くはありませんが、「好きだから」を理由として使うには、君がその仕事が好きだということを、初めて会う人に説得力を持って説明できる必要があります。ここでは、志望職種の志望動機に説得力を持たせる方法を教えていきますね。

目的:志望職種の志望動機を固める

2つ目の問「なぜその仕事がしたいのか」は、志望職種の志望動機を明確にするために考えます。企業が未経験の既卒を雇う際に不安に思う点の一つとして挙げられるのが、「この人は働き続けてくれるだろうか」ということ。採用にはお金もかかりますし、雇う人を決めるということは雇わない人を決めるということでもあります。せっかく他の人に不採用通知を送って雇った社員がすぐ辞めるという展開だけは絶対に避けたいので、企業にとって「この人は絶対に働き続けてくれるだろう」という安心材料を志望動機で作ってあげることが重要になるのです。

考え方:その仕事で成し遂げたいことは何か?

社会人の人生は憧れの仕事に就職して終わりではありません。働き続けて試行錯誤して、企業が求める成果を生み出すことが求められます。要は企業が求める成果と君達が憧れの仕事で成し遂げたいことが合致すれば、お互いの目的が一致するので両者が幸せという訳です。

だからこそ、志望動機(なぜその仕事で働きたいのか)を考える時に一番考えたいのが、自分はこの仕事で何を成し遂げたいのか、何を成し遂げるために働き続けるのか、ということです。実際に自分がその仕事についた状況を想像してみてください。どんな状況になったら自分は達成感を得るのか、どんなものを作り上げたら充実感を得るのか、どんな目標を達成したら嬉しいのか、辛い時は何をモチベーションに頑張るのか、具体的に考えてみてください。

君達が襲いくる不安を押し切って既卒就活を始めるということは、只事ではない原動力があるはずです。憧れの職種に就職することには、確実に大きな想いが隠れています。恐らくその仕事に就くことは通過点に過ぎず、「本当はずっと〇〇を作ってみたかった」「〇〇の仕事に就くことで〇〇な存在になりたかった」「〇〇な人の役に立ちたい気持ちが強くあった」など、その先で作りたいもの・やりたいこと・感じたいことがあるから、その仕事が志望職種なのだと思います。

君達が志望職種で成し遂げたいことは何でしょうか。具体的に想像してみましょう。

具体例:将来の夢→作りたいもの・作る理由→志望動機

あんT先輩は「小説家になりたい」という夢に対して、「小説家になってどんな小説を書きたいのか、なぜそんな小説を書きたいのか」を元に、志望動機を考えました。

志望動機は以下のような流れで追求していきました。

将来の夢「小説家」になってどんな小説を書きたいの?
→ 誰かが辛くても頑張りたい時に背中を押してくれる小説が書きたい
→ 自分が辛い時もそうした読みものを読んで励まされたから、自分も同じものを書きたい!
→ ライターになったら、読んだ人が力をもらえる記事を書きたい

夢で成し遂げたいことをそのまま志望職種にも使っています。かなり強い想いがあるので、志望動機として話す時も熱を持って話すことができました。多くの企業が「誰かの課題・悩みを解決するサービス・商品」を提供していることを考えると、「誰かの課題・悩みを解決すること=自分の喜び」を働く原動力として説明できれば大体の企業に使える志望動機になりそうですね。

自己分析の問③「どんな企業で働きたいか」

ゆめみぃ
ゆめみぃ

既卒なのにそんな贅沢言ってちゃダメな気がする…

るねたん
るねたん

私は給料高めでイケメンがいて社内はお洒落で自由な服装で働けて仕事に打ち込める環境が良いけど流石にそんな企業は存在しないよね(笑)

現役就活で大敗を喫した苦い経験がある既卒の場合、「どんな企業で働きたいか」と言われても「内定がもらえる企業」ならどこでも良いと思ってしまっていませんか? でもたぶん、君達の敗因はそこにある気がするんです。企業への志望動機を高めるためにも、自分の気持ちに嘘をつかずに考えてみてください。

目的:企業選びの軸を決める

3つ目の問い「どんな企業で働きたいか」は企業選びの軸を決める目的で考えます。ここで大事なのは、自己分析の段階で考える企業選びの軸は、企業に面接で聞かれた時に答えるためのものではなく、「君達が応募企業を選ぶために決めるもの」という認識を持つことです。面接で答える用の軸は面接台本を考える際に考えれば良いので、ここでは置いておきましょう。

考え方:働く上で譲れない条件は何か?

志望職種を決める際にも考えてもらったことですが、1日のうち仕事が占める時間の割合は大きく、人生における仕事が占める時間の割合も大きいです。そうなってくると、人生の中で多くの時間を費やす仕事を何にするかという問題も勿論重要ですが、「人生の中で多くの時間を過ごす環境はどこにするか問題」も重要になってくると思いませんか?

人はストレスを感じる環境に長期間いると、それは体調不良という形で体に現れたりします。ストレスをきちんと発散している方は大丈夫かもしれませんが、自分の中で我慢している場合は深刻な病気に繋がる恐れもあることは頭に入れておかなければなりません。それぐらい人が長い時間を過ごす場所=働く企業というものは大切に選ばなくてはならないのです。

具体的に考えてみましょう。居心地の良い環境で働く人と、居心地の悪い環境で働く人と、どちらが仕事で成果を出せると思いますか? 長い目で見ても、自分が働きやすい環境の企業を選ぶことは将来を考える上でも必要なことです。

例えば、ほぼ社内で働く職種の場合はオフィス環境、外出や移動の多い職種の場合は企業のアクセス、業務内容が高度で厳しい職種の場合は給料、複数人とのチームワークが欠かせない職種の場合は社風、などと言ったように、職種に合わせて考えるだけでもどんな企業が働きやすいかは変わってきますよね。

ここでは、君達が働く上で譲れない条件について正直に考えてみて欲しいのです。

具体例:理想のイメージを箇条書き→優先順位の決定→譲れる・譲れないラインの決定

「①入社したい企業のイメージを箇条書き」「②カテゴリ毎に優先順位の決定」「③譲る・譲れないラインの決定」という流れで行うとやりやすいです。

あんT先輩の場合は入社したい企業イメージとして、以下5つのカテゴリをあげました。

  1. 【職種】文章を極めたいので、ライター職が条件

  2. 【作りたいもの】進研ゼミみたいな教材作りに憧れているので、教育・キャリア・資格・スクール系のメディアが理想。クライアントより読者のために働きたいので、自社メディアを持つ企業。
  3. 【待遇】月給は18万以上は欲しい。一応正社員希望だけど、早くスキルをつけたいので、難しそうならアルバイトも考える。

  4. 【お休み】お休みが大好きなので、待遇よりもお休みを重視。完全週休二日制・年間休日125日以上の企業。
  5. 【環境】堅苦しい雰囲気やガチガチの上下関係は苦手なので、なるべく風通しの良さそうなベンチャー企業。お腹が弱いので、トイレが綺麗な所。(トイレは面接時に確認します)

こんな感じでまずは自分が働く上で必要だと思ったことを、制限を設けずに箇条書きにしていきます。カテゴリ毎に希望をまとめていくと分かりやすくなりますよ。「これは流石に高望みかも」と思っても、この段階では気にしないことも重要です。どうせ後で優先順位を決めるので問題ありません。

次に入社したい企業イメージをカテゴリ毎にランキング化して、譲れる所・譲れない所のラインを決めます。譲れる所は「それが無くても働ける」、譲れない所は「これが無いなら働けない(応募しない)」と考えてみると決めやすいですよ。因みにあんT先輩のランキングは以下のようになりました。

  1. 職種
  2. お休み
  3. 環境

    —-譲れる・譲れないライン—-

  4. 作りたいもの
  5. 待遇

実際に働くことを考えてみると、譲れる・譲れないラインは決めやすくなります。あんT先輩の場合は、実家暮らしなので給料は高くなくても平気、作りたいものよりライターとしてのキャリアを積めることが大事、と考えた結果、作りたいものと待遇は譲ることにしました。しかし、ライターのスキルアップにつながらないと働くモチベーションは低くなる、お休みが少ないと疲れて仕事にならない気がする、トイレが綺麗じゃないと安心して働けない気がする…と考えて、職種・お休み・環境(トイレが綺麗か)は絶対に譲れない条件にしました。

こんな感じであんT先輩が企業選びで譲れない条件は以下に決まりました。

  1. 志望職種:ライター

  2. お休み:完全週休二日制・年間休日125日以上

  3. 環境:トイレが綺麗

応募企業を選ぶ際はここで決めた譲れない条件が揃っている企業にだけ応募していきましょう。

自己分析の問④「自分が仕事で活かせる強みは何か」

ゆめみぃ
ゆめみぃ

現役就活NNTなのに強みなんてあるわけないじゃん…

るねたん
るねたん

自己PRっていつも演説みたいな感じになっちゃって現実味ないんだよね

自己P Rとか自分の強みとか、既卒フリーター・ニートの君達からしたら、「そんなのぶっちゃけない」と決め付けてしまいがちではないでしょうか。でも、今までの人生で何もせずにぼーっと生きてきたなんて人はきっといないはず。絶対何かあるはずなのです。

目的:自己PRの軸を考える

4つ目の問い「自分が仕事で活かせる強みは何か」は、自己PRの軸を決めることを目的に考えます。企業が未経験の既卒を採用する理由はなんだと思いますか? それは未経験の既卒でも、企業の目的を達成するために必要な役割を果たしてくれる可能性があると判断したからです。従って、自己PRの軸を決めるためには、企業にとって自分は役に立つ存在だと納得してもらう材料を見つける必要があります。

考え方:企業が欲しがっているものは何か?

自己PRで忘れてはいけないことが一つあります。それは企業が君達を雇う理由にならないようなことを自己PRしても意味がない、ということです。一人を採用すれば毎月数十万円のお金を企業は支払わなければなりません。だからこそ君達を採用した面接官も「なぜ採用したのか」と聞かれて明確に「〇〇だから採用しました」と周囲を納得させる必要性があります。私達は企業に自分を雇うメリットを伝える必要があるのです。その方法の一つが自己PRです。

例えば、白色が好きなので白いお花が欲しいAさんに、水やりをあまりしなくても枯れない赤いお花をいくら「育てるのがラクですよ」とおすすめしてもAさんは興味ないですよね。ただし、葉っぱが白い植物や白い実がなる植物をおすすめした場合はどうでしょうか。白色が好きなAさんは気になるかもしれません。自己PRを考える際には、白色が好きなAさんに白色の何かをおすすめするように、企業が欲しい人材像に合致する強みを伝えることが重要になります。

現役就活で自信をなくした既卒の場合、「自分には高学歴も留学歴もコミュ力も無く、自信を持っておすすめできる部分が何にもない…」と思う人もいるかもしれません。そんな時に考えて欲しいのは、「君達が普段購入している商品はハイスペックで高機能でハイセンスなものだけですか?」ということです。必ずしも全てが揃っている必要はなく、自分にとって重要な部分を満たしていれば問題なく使えている商品も多いのではないでしょうか。就活も同じように考えてみてください。世の中には君達の能力に満足して喜んでくれる企業がきっとあるはずです。自分の能力を求めている企業に「自分はこの能力があります」と伝えるだけで良いのです。

恐らく君達がやりたいと思う志望職種ですから、その仕事に関連する能力はきっと既に持っているはずです。自分の能力で仕事に活かせると思う部分があったら自信を持って強みとして受け入れてみましょう。欲しい企業が待っているはずの君達の強み、是非見つけてあげてみてくださいね。

具体例:志望職種に求められる能力→能力を活かした経験

既卒就活当時のあんT先輩の自己PR例はあまり参考になるとは言えないので、今のあんT先輩が当時のスペックで自己P Rを作るとしたらどうするかをお伝えしたいと思います。

志望職種:ライター 
→ 企業が求める能力:毎日一定量の読みやすい文章を規程のルールに従って継続して書けること
→ 能力を活かした経験:文学賞の一次選考に通過

文学賞の一次選考を通過するためには、基本的な文章能力があることが条件となりますので、この経験を話すことで「基本的な文章能力があること」「期日までに文章を書き切ること」という2つの強みを企業にアピールできます。

簡単な文章にすると以下のような感じでしょうか。

私は継続して文章を書くことに自信があります。
学生時代に1万5千字程度の短編文学賞に一次選考ではありますが通過した経験があり、一つの作品を書き上げることには慣れています。
ご縁あり御社に入社できましたら、人の心を動かす多くの記事を書くことで貢献していきたいと思います。

ポイントとしては、一般的に言われている「数字を出す」ということも重要です。上記の場合は「どれくらいの期間で書き上げたのか」も入れると、文章を書き上げるスピード感もアピールできて良いと思います。こんな感じで、自己PRの内容は企業が求める人材像とマッチしていれば大丈夫です。恐らく既卒就活においては上記のようなレベルでも問題ないと思います。パッと見て分かりやすいのが一番です。自己PRを聞いて「?」となる内容だけは避けましょう。

新卒の就活では〇〇力という抽象的な一言で表すことが自己PRで求められたと思いますが、企業がメリットを感じる自己PRであれば、必ずしも形式にこだわる必要はないのかなと思います。(勿論、企業側から指定された場合は例外ですが、そういう企業はあまりないのではないかと思います)

まとめ「自己分析は4つの問いで既卒就活の目的を明確にしよう」

既卒就活の自己分析は、企業へのスムーズな応募を行うための「志望職種・企業選びの軸」、選考通過のための「志望動機・自己PR」を見つけることが目的です。これらを超効率的に見つけるためには、以下4つの問いの答えを明確化するだけでOKです。

  1. どんな仕事がしたいか ← 志望職種
  2. なぜその仕事がしたいのか ← 志望動機
  3. どんな企業で働きたいか ← 企業選びの軸
  4. 自分が仕事で活かせる強みは何か ← 自己PR

自己分析に時間がかかっている既卒フリーター・ニートさんは、今回教えた4つの問いで必要な自己分析だけを簡単に終わらせることができるのではないかと思います。是非、効率的に就活を進めて希望職種での内定を手に入れてみてくださいね。あんT先輩は頑張る君達を心より応援しています。

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